みなさん、プロテインの保存方法はどうしていますか?
1kg以下の少量パックならすぐに使いきってしまうため、特別なことは何もせず缶やジッパーのまま使用する方も多いでしょう。
しかし、3kgや5kgの大容量パックの場合、消費する期間も長くなるため、保存方法を考慮する必要があります。
今回はプロテインの保存方法についてまとめました。
プロテインは容器を入れ替えること
プロテインを購入した場合、できるだけ容器を入れ替えることをおすすめします。
書き出しでは1kgと書きましたが、その半分の500g以上であれば、考慮する必要があります。
それは何故かって?
プロテインが湿気で侵されてしまうからです。
カビの繁殖
カビは湿気が多いところに繁殖しますが、粉末状のプロテインは元々乾燥している分、湿気を吸着しやすいです。
プロテインを飲用するたびに開け閉めすることで新しい湿った空気を取り込み湿気を吸着しカビが繁殖しやすくなります。
ちなみにカビが繁殖しても元々のパッケージのままだとわかりにくいです。
ダニの繁殖
ダニなんて。。。って思われることも多いでしょうが、粉ものはダニの大好物ですので、プロテインにもダニの繁殖は起こりやすいです。
粉ものといえば「小麦粉」ですが、小麦粉の保存方法でもダニについては当たり前の処置になります。
ダニもまた注視してみないとわかりにくいので、気づかずにシェイクしているかもしれませんね。
ダマになりやすい
プロテインが湿気ってしまうとダマになってしまい、満足に溶けないことが起こります。
よく、この製品はダマになりやすいなんて言葉を口コミでみられますが、意外に保存方法が悪く湿気っていることも多いんです。
特に梅雨時期は開封を繰り返すとダマになりやすいですし、トレーニング後の汗まみれの手やシャワー後の濡れた手でプロテインで取り扱うと直ぐにダマになってしまいます。
どんな容器に移し替えるのか
移し替える容器にはどのようなものがいいのでしょうか?
1週間分くらいを小分けに保存
容器を移し替えるといっても、購入したプロテインをそのまま全て移し替えることではありません。
元々のプロテインの容器(パッケージ)はアルミパウチしていますので、長期保存に適した容器です。
しかし、何度も開け閉めをしてしまうことで、全てのプロテインが湿気ってしまう恐れがあるため、小分けに別保存し、残りの本体を空気に触れないようそのまま保存しておくことが一番です。
小分けの容器は1週間ほどで使い終わる大きさで十分でしょう。
密栓できる容器を使う
容器は密栓できるものを購入しましょう。プロテイン付属のスプーンを使う場合は、できるだけ容器に手を入れやすい大口のものがいいと思います。
付属のスプーンは持ち手が短いので、口が小さいとプロテインをすくうときに扱いずらいです。
きちんと毎回計量している方は、付属のスプーンにこだわらず毎回乾いたスプーンを利用することをおすすめします。(粉ものは圧縮することで容積が変わるので、スプーン1杯でも毎回容量が異なります。)
ペットボトルなどもあり
EAAやBCAA、クレアチンなど、1回の容量が少ないパウダー系サプリメントなどは、ペットボトルや小さめのジップロックなんかに移し替えることもありです。
ペットボトルなんかは、蓋をあけてそのままサラサラっと流し入れることになるため、計量器が必要になりますが保存にはおすすめです。
ちなみに、パウダー系は圧縮されていると、付属スプーン1杯を入れたとしてもかなり容量が違ってきます。きちんと規定分を使用したい方は計量器で計って利用することをおすすめします。
冷蔵庫保存はアリ?ナシ?
冷蔵庫でプロテインを保存することについて、アリかナシか意見が分かれています。
冷蔵庫で保存する分には問題ないが、プロテインを使用する際、冷蔵庫から出して暖かい部屋で保存容器の蓋を開けることで、気温差により湿気が起こってしまうからです。
個人的には小分けした容器を冷蔵庫で保管していますが、その理由を書いていきます。
外に出しっぱなしにしない
まず、小分けにしていることで素早くプロテインをすくうことができます。そして冷蔵庫へ戻す。
一連の流れからいっても、外に出しっぱなしにしなければ容器内で結露が起こることは少ないと思います。
冷蔵庫内は乾燥している
冷蔵庫内は常に温度が低く設定しているため、空気は乾燥しています。
もし、プロテインが湿気ってしまったとしても、蓋を開けた状態で冷蔵庫に少しいれておくだけで、だんだんとプロテインは乾燥していきます。
これは、ラップをかけずに冷蔵庫に入れた食材が乾燥してしまう現象と同じですね。
最新の冷蔵庫だと、乾燥を防ぐ機能によって逆に湿気ってしまうことがあるので注意ですが。
心配なら風通しのよい冷暗所で
もし、冷蔵庫から出した後の内部結露が心配なら、風通しのよい、冷暗所で保存しておくことがおすすめ。
常温ですので結露はないでしょう。小分け容器にすることで短期間の湿気なら飲めなくなるほどにはならないでしょう。
まとめ:大容量パックは小分けにする!
プロテインの保存方法としてまず行うことは、1週間ほどでなくなるほどの量で小分けにすることです。
小分けにすることで、プロテイン本体の開封回数を減らし湿気でプロテインをダメにすることを無くすことができます。
小分け容器は密栓できるものとし、保存方法は冷蔵庫もしくは、涼しい冷暗所などがおすすめです。
残った本体もしっかりと密栓して保存するようにしましょうね。